イノベーションオブライフ
イノベーションオブライフを読了。
前から気になっていたが、まあ自分にはまだ早いと思い読む気になれなかった。けど、内定先の社員の方から薦められたので読んだ。
クリステンセン教授の本だし、買って損ないっしょ
備忘録的な意味で、気になったセンテンスを以下に記載。
「理論が正しいかどうかを立証するには、アノマリーを探せ!」
→理論で説明出来なくとも、アマノリーを探せば、理論的に欠陥があるか否か分かる。
ex: ダチョウは翼と羽があるのに飛べない→飛行機の初期の設計に問題あり。
「報酬は衛生要因だ!」
→報酬は”動機付け要因ではない”
感想:衛生要因って、言葉のぴったり感に感激。この表現ってビジネス的には普通に使用 するんですかね?
「プロジェクトの失敗原因は、予測や決定の要因である1つ以上の仮定が間違っている時」
→つまり、フロジェクトが失敗するのは、仮定が間違ってるからなんだよ!
感想:勉強になります、日本語訳になんか努力の痕が見られます。
「正しい仮定を検証する方法→当初の予測の元となる仮定をリストアップ→これらの予測が現実的に期待するには、どの仮定の正しさが証明される必要があるかを考える」
「この仕事が成功するには、どの仮定の正しさが証明され無ければいけないだろう、を考える。」
イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
- 作者: クレイトン・M・クリステンセン,ジェームズ・アルワース,カレン・ディロン,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2012/12/07
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 51回
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「失敗する企業が、当初の戦略にありったけの資金を投入している」
「このレストランに来てミルクシェイクを買うのは、どんな用事を処理するため?」
→ドライブスルーでミルクシェイクを売るための秘訣はねっとり感。運転してるんで。
「アウトソーシングしすぎて残念なデルの話」
→アウトソーシングも良いけど、未来までアウトソースしてはいけない。
付加価値の高いところまでアウトソースすると、最後はアウトソース先に乗っ取られ
る。バランスシートの数字だけを見て事業をしてはいけない。
バスケのチームでは、全体的な戦力を向上させるために、先発メンバー以外にも「プレッシャーと戦う」現場を経験させて、そのプロセスを身につけさせる必要がある。
感想
クリステンセン教授のありがたい人生論を企業の戦略論と絡めながら話がすすんでいく。
幸せな人生を送るにはどうしたらいいか?How will you measure your life?という感じだす。
しかしながら、上記の気になったセンテンスを見ても分かる通り、まだ働いた経験が無いPiggyにとっては、企業戦略の部分は勉強になったのですが、人生論的な部分は少しも響かなかった。
という訳で、この本はある程度ばりばり働いて人生をもっと上層のレベルで物事を見れる様になった人向けの本でしょう。
Piggyも何年かしたらまた読もう〜